「うん可愛い。優勝。結局俺の彼女が世界一だよな。やっぱり。」 「はぁぁほんと無理。なんでそんな可愛いの?俺のこと殺す気?」 「てか葵のヤツ、勝手に晴と喋ってるとか許せないんだけど。」 「………独り占めしたい。 その可愛い顔、もっと見せて?」 ………プツン。 こんな、世界一甘い言葉の暴力に私の脳内は完全にシャットダウンされた。 「晴……?晴っ……!?」 激レアな瑞希くんの焦り声を聞く前に。