光を失っていく君へ

今日、藍斗さんから紫都が検査入院していると聞いた。



心配過ぎる

病気だから定期的にあるんだろうけど、心配デス。

迷惑じゃなかったらお見舞いとか言ってもいいかなぁ。

藍斗さんに聞いてみよ。




《すみません。紫都の病院にお見舞いって行ってもいいですか?》

《迷惑なら大丈夫なんですけど...》


藍斗《全然大丈夫だと思いますよ。何なら行ってあげてください》

  《今日はちょっと用事があったので俺もいけなくて、暇だと思いますし。》

  《第二病院の420番です》


《ありがとうございます!》






良かった。

じゃあ放課後になったら急いでいこ。
























学校終わったぁ~!


急いでいこ!


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おっきい病院だなぁ。

420番は...

ここか。

個室みたい

コンコン



「紫都。紗和だけど。入ってもいい?」



「え⁉ど、どうぞ⁉」


ビックリしてるなぁ。

サプライズできたから当たり前だけど!!

ドヤァ


「お見舞いに来たよ!紫都。」

「ありがとう。ビックリしただろ...。連絡くらいくれたらいいのに。」

「ふふふっサプライズだよ~。」

「で、体は大丈夫なの???」

「あぁ。ほんとに定期的にある検査入院ってだけだから大丈夫だよ」

「ほんと?良かったぁ」


分かってたけど、ほんとに心配したんだから。

分かってたけど。


「あ、これお見舞いのケーキね。一緒に食べよ。」

「ショートケーキかフルーツタルトどっちがいい?」

「タルト。」


即決だったwww


「はい、どーぞ。」

「ん、ありがと。」


好み変わってなくてよかったぁ~。