「ん...」






あ、そうだ。さっき倒れて、ここは、、、病院?

最近体調は良くなかったけど、ここまで連続で倒れるとは思わなかった。

というか、律樹に見られた...

後で絶対めんどくさい事になる。



「し~づ~。白状しろ‼なんかあるでしょ!!」


あー。居た。


「...なんもないけど。」

「いや、さっさと白状しろよ。往生際が悪いよ。」


何でもいいでしょ...

言いたくないし。

哀れみの目なんか見たくない。

つーか、この人めんどくさい。

それに、なんで紗和より先にこいつに言わなきゃなんないんだよ...!



「あー、ハイハイ。白状します。でも、明日で良い?めっちゃ眠い。」

「うん...分かった。けど言質はとったからね!忘れたとか言わないでよ!分かった?絶対だからね?何があっても!」


いや、この人俺が眠いって言ったこと覚えてないのか?

鬱陶しい。

ほんとに眠いんだから寝かせてくれよ...

あーあ。紗和に心配かけたくないのに。

いや、心配してないかもしれない。

それは傷つくけど...

こんなに連続で倒れたら、snowdropの皆にもバレるかもしれないな。

紗和には一部話したわけだし、そろそろ白状した方がいいのかな...


「ふぁーあ。ねむ。取り敢えず、明日考えよ。」





そうして俺は眠りに落ちた。