「…重いって思っ…た?」


『は?優姫のことを?』


私はコクンッと頷いた


『ばーかっ!これっぽっちも思ってないから!
それに、元カノはいたけど、俺の顔目当てとかで本気で好きになったことないし…』


渚カッコイイもんね…
そういうこともあるんだ…


「そう、なんだ…」



『本気で好きになったの優姫だけだし、俺から抱きたいと思ったのも優姫が初めてだから』


渚…


「…ウン…ウン」


私は嬉しくて止まったはずの涙がまた流れ始めた


『だから泣くなってっ!!泣き止まないと"キス"するよ?』


「そんなこと言ったて…
嬉しいんだも…ンッ…」



ちょっちょっとー…!!!!

ここ学校なんですけどー!!


…………



でも…嫌じゃない。