――…桃矢渚。

着信履歴を見ればその名前で
いっぱい。
私は一応、花のお礼を…と思って
連絡した。


「もしもし…」


『おー優姫、今日優姫の家にいったんだけど優姫いなかったから帰った…ごめんな』


「いや…いいんだけど、そのことでお礼がいいたくて…あの、ありがとう…///」


何照れてるの私っ…!!!


『優姫が望むならなんだってあげるよ?』


この頃の渚は、クサイ言葉とか甘い口説き言葉を連発してた。


よく簡単に言えるなぁ…っていつも思ってたっけ…?



初めは、馴れなくて嫌だったけど
だんだんと、それが普通になってきたのが渚に会ってから

3ヶ月と少しぐらいの時のこと…