『ごめんな…最近帰り遅くて』


「あっ…」

学校に来る前ぐらいから帰りがたまに遅くなったのって…

「渚…」

『ん?』


「ありがとう…すごい嬉しいよ…」


私は写真をギューっとにぎりしめた


『はぁ…
いい雰囲気なのにな…母さん達がいなかったら…』


!!!!


「ごめんねぇ邪魔者がいてぇ~優姫ちゃん、この渚が設計した家ね、優姫ちゃんが学校卒業するころに完成するからね♪」



そうなんだ
早く、早く卒業したいな。


『父さんには負けるけど…!』


『でも、今回のは、いい出来じゃないかっ…優姫ちゃんのために創ったからかぁ』