やる瀬ない気持ちを抱え
優姫とコンビニに向かった


「いらっしゃいませ」


コンビニに着いたと同時に
お菓子コーナーに向かって走る優姫


『危ないから走んなよー!』


「ねぇ渚っ!!これ夏限定だって!!」


『お前…限定に弱すぎっ』


「私じゃないもん、限定好きはお兄ちゃんだもんっ!!」


はいはい…
お兄ちゃんねー…

ブラコンめっ

優姫の兄ちゃんムカつくなぁ
まじでっ



『早く決めろよ…』


「う~…ん…分かってるんだけど…
どっちのが美味しそう??」


本気で悩んでるのかよ…

ちょっと、ってか大分ムカツクから


『…どっちでもいいんじゃん?』


「渚…なんか怒ってるの?!」


優姫も俺の態度がムカついて来たらしく、顔が怒ってる。