「了解」とにっこりと笑った優太先生は、一定のスピードを保ちながら運転を続けて目的地までの道のりを進んで行く。
目的地は、この辺りでカルボナーラが美味しいと有名なパスタ専門店だ。
ーー昨夜のこと。
蒼斗が眠りについた21時頃、スマホが1通のメッセージを受信した。
こんな時間に誰だろうと思い画面を確認すると、相手は優太先生。
『明日、どこに行こうか?』との相談内容だった。
わざわざこんな相談を持ち掛けてくるなんて、やっぱりデート? とも思ったけれど、優太先生のことだ。
デートでなくても、レディーファーストなのだろう。
『私は苦手な物はありませんから、優太先生にお任せします』
デートでなくてただの相談事とかだったら……と、当たり障りのない内容を返信すると、すぐに既読マークが付いた。
『そう? それなら、カルボナーラが超絶品なパスタ屋があるらしくて、1度行ってみたいんだ』
『じゃあ、行ってみましょうか』
『了解。また明日』
そんなやり取りを数回行って、今日の行き先が決まった。
よかった。高級フレンチとか言われたら、どうしようかと思ってた。
パスタ専門店なら、そんなに高くつかないかな。ランチで贅沢なんてしたら、生活がままならなくなってしまう。
目的地は、この辺りでカルボナーラが美味しいと有名なパスタ専門店だ。
ーー昨夜のこと。
蒼斗が眠りについた21時頃、スマホが1通のメッセージを受信した。
こんな時間に誰だろうと思い画面を確認すると、相手は優太先生。
『明日、どこに行こうか?』との相談内容だった。
わざわざこんな相談を持ち掛けてくるなんて、やっぱりデート? とも思ったけれど、優太先生のことだ。
デートでなくても、レディーファーストなのだろう。
『私は苦手な物はありませんから、優太先生にお任せします』
デートでなくてただの相談事とかだったら……と、当たり障りのない内容を返信すると、すぐに既読マークが付いた。
『そう? それなら、カルボナーラが超絶品なパスタ屋があるらしくて、1度行ってみたいんだ』
『じゃあ、行ってみましょうか』
『了解。また明日』
そんなやり取りを数回行って、今日の行き先が決まった。
よかった。高級フレンチとか言われたら、どうしようかと思ってた。
パスタ専門店なら、そんなに高くつかないかな。ランチで贅沢なんてしたら、生活がままならなくなってしまう。



