美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「あの…えっと、王子の侍女は皆、夜のお相手をしてると思ってるの?」

「何?今更、知らばっくれるつもり?
王子のお相手だから、王子の侍女は皆、技量だけじゃなく、見た目も綺麗な子が選ばれたんじゃない。」

「そ、そうなの!?」



じゃあ、11番だけじゃなくて皆が…?
まさか、いくら何でもそんなことあるはずない。
そうよ、リーバはきっと何か勘違いをしてるんだ。
だって、私はそんなこと、させられたことないし。
私はそのことをリーバに打ち明けた。



「本当に本当よ。
先日、たまたま11番と王子のことを知って、びっくりしたくらいだもの。」

「他の侍女と話したりしないの?」

「私が嫌われてるのかなんだかわからないけど、用事以外で話すことは全く無いわね。」

「みんながライバルだからじゃない?」

「ライバル……」



そうなのかな?
だから、皆、仲良くしないのかな?
でも、私にはなぜお呼びがかからないんだろう?
おかしいよね?
本当に皆、夜のお相手なんかしてるのかな?
まだ私には半信半疑だった。



でも、夜中に侍女達の部屋の前で聞き耳を立ててると、確かに、あの声が…
しかも、それは毎回決まった部屋じゃない。
いつもバラバラだった。
やっぱり、リーバの言ったことは嘘じゃなかった。
私はその事実に愕然とした。