美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

リーバは、元々の頭は悪くなかったみたいだ。
どんどん文字を覚えていく。
それが刺激になったのか、私も以前より覚えられるようになった。



リーバとは、勉強以外のことも話すようになり、私にとってはそれが救いになった。
相変わらず、シャール王子の侍女とは、必要なこと以外は話さない状況だったから。



「ミライ、あなたはどうして侍女になろうと思ったの?」

「私は、ただお城で働きたかっただけよ。
お城に仕事はないかと来てみたら、侍女を勧められて…」

「そうだったの。
でも、よく割りきれたわね。」



割り切れた?
何が?
私にはリーバの言うことがよくわからなかった。



「どういうこと?」

「だって、王子の侍女は特殊じゃない。」

「特殊って、どういうこと?」

「いやだわ、あなたふざけてるの?
王子の侍女は、普通の侍女とは少し違うわよね?
ほら…夜のお相手のことよ。」

「えっ!?ど、どうしてその事、知ってるの?」

「そんなの、皆、知ってるわよ。
ライナス王子も、あと何年かしたら、そうなると思うわ。
私はそうなる前にやめるつもりだけど…」



えっ!?
何か違う…
この言い方だと、11番だけじゃなくて、まるで皆が王子の相手をしてるみたいだ。