美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

本当にハードな毎日だった。
頭も体もめちゃくちゃ使うのに、睡眠時間は短いし、食事もたいして栄養がなさそうだから、本当にいつ倒れてもおかしくない状態だった。
お風呂は、週に一度だけ。
ベルガアート城にいた時は毎日入れたのになぁ。
お風呂に入った日は、泥のように眠ってしまう。



だけど、私も目一杯頑張ってるから、その成果は出てるようには思う。
文字もなんとなく書いたり読めたりして来たし、いろいろな作法も覚えた。
意外と、家事は習わなかった。
お茶の種類を覚えたり、美味しく煎れる方法は習ったけれど、料理や洗濯、皿洗いみたいなことは習わなかった。
それらは、やる人が決まってるのかもしれない。
お城の中のこともいろいろ習った。
でも、まだ、自由に動ける訳では無いから、魔法使いについての情報はなにもない。
たまたま、魔法使いを見かけたということもなかった。



ついつい気持ちが焦ってしまうけど、今の私はまだ研修生なんだから、仕方がない。
そんな風に自分をなだめた。



そして、月日は流れ、ついに運命の一ヶ月が過ぎ去った。