美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

次の日、ダグとサリーナの町をぶらついた。
確かに、男性の方が多いというのは嘘じゃなかった。
仕立て屋でも、働いているのは男性の方が多かった。



サリーナが暮らしやすい町だと言うのは事実らしく、そのせいで、一度この町に来た人は、なかなか出ていかないみたいだ。



「ダグ、これからどうするんだい?」

「思ってた状況とはかなり違うが、せっかく来たんだ。
しばらく住んでみようと思う。
あんたはどうするんだ?」

「僕もしばらくこの町に住むよ。」

「じゃあ、一緒に家を借りないか?」

「家は借りるけど、ひとりで住みたいんだ。」

ダグは、どうやら経済的な面で一緒に住もうと言い出したみたいだ。
宿屋で1泊か2泊ならともかく、ずっととなると、さすがに無理だ。



ダグが私を周旋屋という所に連れて行った。
なんでも、貸し家の世話をしてくれるみたいだ。
私達は各々似たような広さの家を借りた。
私はもっと広い所でも良かったのだけど、これから先、何があるかもわからない。
だから、節約しといた方が良いと思い、安い所にしておいた。



(うん、悪くない。)



私の家は、住宅地の中にあるまだ新しい家だ。
一人で暮らすには十分の広さがあり、日当たりが良い。
家具も付いてるから、すぐに住める。
お風呂屋さんや商店街にも近いから、ダグの家よりはちょっと高い。