美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「この肉、うまいな。」

「魚も美味しいよ。」



良い店に当たった。
お腹が空いてたことを差し引いても、ここの料理は美味しかった。
ダグはお酒も注文したから、私もちょっとだけいただいた。



料理とお酒で満足した私たちは、次に宿屋を探した。
幸いなことに、ほんの少し歩いただけで、宿屋はすぐにみつかった。
宿屋に行く前に、これからの旅に必要なものを少し買い揃えた。
サリーナまでは、馬車を何度か乗り継いで行くらしいから、もうしばらくは旅も続くから。



宿屋はまた、ダグと相部屋だ。
今回は、ベッドが並んでて個室じゃないから、ちょっと悩む。
でも、一人部屋はなかったから仕方がない。
なんと、五人部屋とかあったくらいだもの。
きっと、お客が多いんだろうね。
五人部屋よりは、ダグとの二人部屋の方がかなりマシだ。



「サリーナへは、あとどのくらいかかるの?」

「まだけっこう遠いぜ。
もちろん、馬車で行くんだよな?」

「もちろんだよ。歩いたら相当かかるんだろ?」

ダグは深く頷いた。



「とにかく俺は早いとこサリーナに行きたいからな。
だから、辛い石運びをして路銀を稼いだんだ。
そういえば、あんたは何をしてたんだ?」

「ぼ、僕は貴族の屋敷で働いてたんだ。」

ダグは、浮かれた口笛を吹いた。