美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。





「あ、あそこだな。」

ダグは、少し先を指さした。
木々の間からちらりと見えるそのあたりには、町のようなものが見えていた。
ダグは背が高いから、みつけるのも早い。



「あぁ、腹が減った。
着いたらまず、なんか食べようぜ。」

「そうだね。」

行き先が同じだから一緒に行こうと誘われ、私はダグと一緒に行動していた。
まだ詳しくはわからないけれど、ダグは気さくだし、そう悪い人には思えないから。
まぁ、ヒモの話はちょっとアレだけど。



確かに、ひとりでただ黙々と歩くよりは、連れがいた方が楽しいのは楽しい。
ダグは体もたくましいし、いざと言う時は、頼りにもなりそうだ。



しばらく歩くと、私たちは町に着いた。
人が多く、賑やかな町だ。
やっと着いたね。



「まずは食堂だな。」

着いたのは、昼と夕方の間くらいの半端な時間だったから、宿屋ではまだ夕飯の支度が出来てないだろうとダグは言ってた。
我慢出来ない程ではなかったけれど、確かにお腹は空いていた。
昼は、豆の缶詰だけだったから。



「あ、あったぞ。」

商店街のような所に、食堂をみつけ、私たちはそこに入ることにした。