美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「残念ながら、私は、サリーナに行きますから。」

「そんなとこ行かず、ここで過ごしたら良いじゃないか。」

「えっと…実は、私、サリーナに彼氏がいて…」

「えっ!そうなのか?
そいつは俺より真面目な男なのか?
それとも特別男前か?」

「えっと、昔からの許嫁なんです。」

「えーーっ…そんな…」

ようやく諦めてくれたみたいだ。
私、異世界でも意外とモテるみたいだね。
面倒だから、フードは外さないようにしないと。







「じゃあ、気を付けてな。」

「お世話になりました。」

「許嫁とうまくいかなかったら、すぐに俺んとこに来いよ。」

「あ、ありがとうございます。」

ジャックとお婆さんに手を振られ、私はジャックの家を後にした。



初っ端から良い人に出会えて良かった。
宿代も45ソラムにまけてくれたよ。
セバスチャンの話によると、この先には宿屋があるらしい。
今夜はそこに泊まれば良いよね。
そして、そのまた次の日に、町があるはずなんだ。
町からはサリーナ行きの乗り合い馬車が出ているらしい。



(あと少しだ!頑張ろう!)