美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「さて、と、後は風呂に入って寝るだけだな。」

「えっ!お風呂に入れるんですか!?」

「お、その調子だと、かなり入ってないんだな。
ゆっくり入んな。」

「あ、ありがとうございます!」



まさか、こんな宿屋でもない所でお風呂に入れるとは思わなかった。
セバスチャンの所はお風呂なんてなかったし、町にお風呂屋はあるって言ってたけど行けないし、体を拭くだけしか出来なかったんだよね。



「わぁ!」



風呂釜があるよ。
なんと!石鹸らしきものもあった。
早速、手に取る。
お城の石鹸程、良い香りではないけれど、でも、石鹸が使えるだけ全然マシだね。
頭が洗えるよ!
お風呂付きなら、50ソラムでも高くはないよね。



「あぁ、気持ち良い~」

頭も体も隅々まで洗って、体の疲れもほぐれた気がした。
なんせ、約1ヶ月も入ってなかったからね。



「良いお湯でした。」

「あれ?」

「え?」

「あんた、女だったのか!」

うわ!フードかぶるの忘れてたよ。



「はははは……」

見られたものは仕方がない。
とりあえず、笑って誤魔化した。



「しかも、とびきり別嬪だ。
……なぁ、俺と世帯を持たないか?
贅沢はさせられないが、食べるのに困るようなことは無い。
自分で言うのもなんだけど、俺、けっこう真面目だし、働き者だぜ。」

会っていきなりプロポーズする~?
悪い人ではなさそうだけど、さすがにそれは無理だよね。