美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「あ、セバスチャンさん、実は私...御屋敷から...」

私は盗んで来たスプーンや燭台をセバスチャンに見せた。



「こ、これは銀じゃないのか!たいそうな金になるぞ!」

「そ、そうなんですか。
売れるあてはあるんですか?」

「あぁ、何でも買取ってくれる奴がいるんだ。」

「じゃあ、お願いします。」

私はセバスチャンに袋を渡した。
こっちにも銀はあるんだね。
いくらくらいになるのかな。
なにか、食材が買えたら良いのだけど。



夕方になり、セバスチャンは、ヨロヨロしながら家を出て行った。
私も、またハーディッシュを採りに、御屋敷の方へ向かった。







「ちょっとだけ使わせてもらったぜ。」

そう言いながら、セバスチャンは、私に硬貨を手渡した。500円玉にちょっと似た硬貨だ。
割とあるけど、1枚100円くらいなのかな?
私はそれを半分に分け、セバスチャンに渡した。



「ば、バカを言うな。
こんな大金、受け取れるか。」

「でも、セバスチャンさんが売りに行ってくれたお陰なんですから。」

「そのくらいのことで、こんなにもらえるかよ。」

そっか、セバスチャンにとっては、これでも大金なんだね。



「あの、これって、どのくらいの価値があるんですか?」

「はぁ?おかしなことを言うんだな。
金の価値がわからないなんて。」

そうよね、おかしいよね。どうしようかな?