美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。





(な、何?)



騒がしい音で私は目を覚ました。
いつの間にか、眠っていたようだ。
セバスチャンはいない…?
ドアの方へ行こうとした時、ちょうどドアが開いて、セバスチャンが入ってきた。
明るい所ではっきりと見たセバスチャンは、確かにおぞましい容姿だった。



「どうかしたんですか?」

「あぁ、城の兵士達だ。」

俄に、鼓動が速くなる。
まさか、私を探してる…?



「し、城の兵士が何を?」

「なんでも若い女を探しているよう……あ、あんた、まさか!?」

セバスチャンは、私を穴のあくほどみつめていた。



「念の為、しばらくここに隠れていてくれ!」

「は、はい。」

私は部屋の片隅にある戸棚の中に入った。



(まさか、彼は私が女性だと気付いたの?)



それからすぐに、家の中に数人の靴音が響き、私は戸棚の中で恐怖に震えていた。




「ここにはお前一人で住んでるのか?」

「俺と一緒になってくれるような女はいませんからね。」

「そうだろうな。
ここはもう良い、次に行くぞ!」



靴音は離れて行ったけど、それでも怖くて戸棚から出られなかった。



「もう大丈夫だ。」

セバスチャンの声に、そっと戸棚の扉を開いた。