美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

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「おめでとうございます!
とても可愛らしい姫様にございます!」

「え、女の子…?
まぁ…!!」



瞬く間に月日は流れ、初めての出産から約7年の時が経っていた。
私は結婚した次の年に、元気な王子を産んだ。
跡継ぎになるべき男子が生まれてほっとしていたら、次の子も王子で、さらにはその次の子も王子。
皆、元気だから不満はないのだけど、でも、本音を言えば、可愛い女の子が欲しいなと思っていた。
その気持ちは、セバスチャンもきっと同じだっただろうと思う。
そして、ついに、私たちの元に女の子が生まれた。
今までの男の子達よりは少し小さくて、声もどこか違う気がする。



「なんと愛らしい…まるで天使のようだな。」

「あなたによく似ています。」

「そうだろうか?」

セバスチャンはとても嬉しそうだ。
王子達もベビーベッドの周りに集まり、興味深そうに妹を見ている。



「母上、この子はなぜ、こんなに顔が赤いのですか?」

「素敵な兄上達にみつめられて、恥ずかしいのではありませんか?」

「へぇ~…」



ここには乳母さんがいるから、子育てはそんなに大変ではなかった。
皆、穏やかで聞き分けの良い子だったのもあるかな?
でも、まさか四人も生まれるとは思わなかったよ。
お産もそんなにきつくなかったし。