美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

哀れな最期ではあったけど、それは女王自身が招いたこと。
そのおかげで一人の女性の命が救われたのだから、間違いではなかったと思う。
セバスチャンも涙はこぼさなかった。
女王の亡骸は、王家の墓ではなく、器となった人達と一緒に葬られた。



リマールには、私もセバスチャンも魔封じの術をかけてもらった。
これで、もう呪いをかけられることはない。
イーゼルも元の姿に戻り、魔封じの術をかけられた。
私達にかけられたものとは違い、イーゼルが魔法を使えなくする術だ。
これから先は、普通の人間と同じように生きていくしかない。
彼がどこに行くかはわからないけれど、国外追放にされた。
侍女さんは、一年間の下働きとなり、毎日、洗濯や掃除をしている。
彼女も、一年経ったら、国外追放になる。



そして、侍女さんが追放されてしばらくして…
私は、初めての出産をした。
もしかして…とは思ってたけど、侍医に調べてもらって、本当にそうだとわかった時はなんだかびっくりした。
まさか、私が母親になるなんて…
嬉しさと不安が交差していた。