ついに始まる。
私とセバスチャンの結婚式が…あぁ、緊張する!
いや、大丈夫だ。何度も練習したから。
(あ……)
セバスチャンは、深い群青色のスーツだった。
彼の精悍さや上品さが際立って見える。
とても素敵だ。
当のセバスチャンは、私を見て、目を丸くしている。
白のウェディングドレスにびっくりしたみたいだね。
「ミライ…なんて、綺麗なんだ…」
嬉しくて照れくさくて、何も言えない。
「緊張しなくて大丈夫だ。
私がついてる。」
「はい。」
何の楽器かは分からないけど、荘厳な音楽が流れる中、私達は会場に足を踏み入れた。
ドレスの裾が長いから、踏まないように、それだけ気を付けてたら大丈夫。
私達が入ると、そこにいた人達が振り返り、拍手をくれた。
温かい拍手なのに、なんとなく不安になる。
神父さんを見たら、急にサリーナでの結婚式を思い出してしまって…
馬鹿だな。
セバスチャンは、もう呪いは解けたし、戴冠式も済んだし、悪い侍女さんや魔法使いも捕まったのに。
(もう、何の心配もないわ。)
自分に言い聞かせるように、心の中で呟いた。
そして、神父さんの前に着いた時…
「こんな結婚、絶対に許せない!」
会場に響く声…参列者のざわめき…そして、悲鳴!
声の主は、シャール王子だった。
王子は、長剣を掲げ、強ばった顔をして私たちのところへ走ってくる。
「ミライ!」
セバスチャンが私を自分の影に引っ張った。
警備に付いていた剣士たちがシャールを取り囲む。
「殺すな!
生け捕りにするのだ!」
セバスチャンが叫ぶ。
私とセバスチャンの結婚式が…あぁ、緊張する!
いや、大丈夫だ。何度も練習したから。
(あ……)
セバスチャンは、深い群青色のスーツだった。
彼の精悍さや上品さが際立って見える。
とても素敵だ。
当のセバスチャンは、私を見て、目を丸くしている。
白のウェディングドレスにびっくりしたみたいだね。
「ミライ…なんて、綺麗なんだ…」
嬉しくて照れくさくて、何も言えない。
「緊張しなくて大丈夫だ。
私がついてる。」
「はい。」
何の楽器かは分からないけど、荘厳な音楽が流れる中、私達は会場に足を踏み入れた。
ドレスの裾が長いから、踏まないように、それだけ気を付けてたら大丈夫。
私達が入ると、そこにいた人達が振り返り、拍手をくれた。
温かい拍手なのに、なんとなく不安になる。
神父さんを見たら、急にサリーナでの結婚式を思い出してしまって…
馬鹿だな。
セバスチャンは、もう呪いは解けたし、戴冠式も済んだし、悪い侍女さんや魔法使いも捕まったのに。
(もう、何の心配もないわ。)
自分に言い聞かせるように、心の中で呟いた。
そして、神父さんの前に着いた時…
「こんな結婚、絶対に許せない!」
会場に響く声…参列者のざわめき…そして、悲鳴!
声の主は、シャール王子だった。
王子は、長剣を掲げ、強ばった顔をして私たちのところへ走ってくる。
「ミライ!」
セバスチャンが私を自分の影に引っ張った。
警備に付いていた剣士たちがシャールを取り囲む。
「殺すな!
生け捕りにするのだ!」
セバスチャンが叫ぶ。



