「絶対に許さないから!
本当なら今、ここで殺してやりたい!
でも、我慢する。
シャール王子が、必ず生きて連れてくるようにとおっしゃったから。
私はね、サリーナに帰ったら、1番になるのよ。
もしかしたら、側室にして下さるかもしれないわ。」
さっきとは打って代わり、侍女はまるで夢見るような表情で話した。
まさか、まだシャール王子が根に持っていたなんて…
なんて、しつこいんだろう。
そして、私を一体どうするつもりなんだろう?
落ち込む私に、侍女は手際良く縄をかけた。
あとちょっとだったのに…
明日は戴冠式、明後日は結婚式…
私とセバスチャンは、幸せになるはずだったのに…
でも、捕まったのが私で良かった。
セバスチャンはびっくりするだろうけど、私が連れ去られたことを知れば、きっと探してくれるだろう。
(うん、絶対、探してくれるよね。)
「もうじき、イーゼルが仕事を済ませてここに来る。
そしたら、すぐに出発よ。」
「え…?」
イーゼルって、確か、魔法使いだよね。
雇って欲しいって、やってきた…
「ま、まさか、イーゼルもシャール王子の命令で…」
「そうよ。その通り。
イーゼルは運良くこの城の魔法使いになれた。
そして、今度はそのイーゼルの魔法によって、セバスチャンは、また昔と同じせむし男に変えられたのよ。
もちろん、これもシャール王子のお考えよ。
王子は本当に悪巧みに長けていらっしゃる。」
そう言って、侍女は甲高い声で笑った。
せ、セバスチャンをまたせむし男に…!?
長い間ずっと苦労して、ようやく最近呪いが解けたばかりなのに…
な、なんて、残酷な!!
セバスチャンの気持ちを思ったら、私の胸は張り裂けそうになり、涙が止まらなくなった。
気付いたら、私は血を吐くような声で絶叫していた。
本当なら今、ここで殺してやりたい!
でも、我慢する。
シャール王子が、必ず生きて連れてくるようにとおっしゃったから。
私はね、サリーナに帰ったら、1番になるのよ。
もしかしたら、側室にして下さるかもしれないわ。」
さっきとは打って代わり、侍女はまるで夢見るような表情で話した。
まさか、まだシャール王子が根に持っていたなんて…
なんて、しつこいんだろう。
そして、私を一体どうするつもりなんだろう?
落ち込む私に、侍女は手際良く縄をかけた。
あとちょっとだったのに…
明日は戴冠式、明後日は結婚式…
私とセバスチャンは、幸せになるはずだったのに…
でも、捕まったのが私で良かった。
セバスチャンはびっくりするだろうけど、私が連れ去られたことを知れば、きっと探してくれるだろう。
(うん、絶対、探してくれるよね。)
「もうじき、イーゼルが仕事を済ませてここに来る。
そしたら、すぐに出発よ。」
「え…?」
イーゼルって、確か、魔法使いだよね。
雇って欲しいって、やってきた…
「ま、まさか、イーゼルもシャール王子の命令で…」
「そうよ。その通り。
イーゼルは運良くこの城の魔法使いになれた。
そして、今度はそのイーゼルの魔法によって、セバスチャンは、また昔と同じせむし男に変えられたのよ。
もちろん、これもシャール王子のお考えよ。
王子は本当に悪巧みに長けていらっしゃる。」
そう言って、侍女は甲高い声で笑った。
せ、セバスチャンをまたせむし男に…!?
長い間ずっと苦労して、ようやく最近呪いが解けたばかりなのに…
な、なんて、残酷な!!
セバスチャンの気持ちを思ったら、私の胸は張り裂けそうになり、涙が止まらなくなった。
気付いたら、私は血を吐くような声で絶叫していた。



