美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「私の知る限り、この世界から出た者はいません。」



やっぱりそうなんだ。
予想はしてたけど、こんな風にキッパリと言われると、なんだかショックだね。



実力的に返せるとしたら、クラウディアだけだったんじゃないかな。
でも、クラウディアが私を手放すはずはない。
それに、この世界から出られないのがクライドだけじゃなく、皆だったら…
どちらにせよ、私には帰るチャンスはなかったのかもしれないね。



「あの…今現在、一番実力を持った魔法使いは、どこの誰なんでしょうか?」

「それはわかりません。どの国も、自分の国の魔法使いについてはあまり語りませんから。
ただ、大魔女や大魔人はそんなにはいないはずですし、我が国のクラウディアはかなり実力のある大魔女だったと思います。」



やっぱりそうだったんだね。
クラウディアを失ったことは、ベルガアートにとって、きっと大きな損失だっただろうね。



辛いけど…
なんとなく、諦めが付いてきた気はする。
うん、きっと無理なんだよね。



(そう…私はこの世界で生きて行くしかないんだね…)