美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「あ、王妃様!創世の歌は、どういう内容なんですか?」

「これは、故郷や家族を懐かしむ歌です。
美しい自然に囲まれた町に暮らし、彼には愛する妻とまだ幼い娘がいたそうです。
家族に会いたい、あの家に帰りたいというようなことが歌われています。」

ルネスは、私が話したことを紙に書き留めていた。



「この文字の読みを教えていただけますか?」

どうなるんだろうと思ったけど、私が読み上げた英語は、この世界の言葉には変換されず、そのままの音として伝わった。
極力、日本語英語にならないように発音には気を付けて伝えたのだけど、ルネスはそれをとても上手に復唱した。



ルネスは英語の文字を書き写し、その読み方を学び、さらに訳を書いた。
難しいことだと思うけど、ルネスはそれをいとも簡単にやってのけた。
語り部って、もしかして、超頭が良い人の集まりなのかな?
ハロルドも昔のことをはっきり覚えてるみたいだったし、セバスチャンの肖像画も覚えてるみたいだった。
頭が良いというよりも、ある意味、特殊技能?
今更にして、私は語り部たちのすごさに感動した。