美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。





(あれ??)

いつの間にベッドに来たんだろう?
昨夜は、歌詞を書き起こして…
あれ?その後のことを覚えていない。



本当に日当たりの良い部屋だな。
日差しが気持ちが良い。
体を起こして、大きく伸びをした。



あれれ?
なんとなく、気分がすっきりしてる。
昨夜はやけ酒を飲んだのに、なんていうか、諦めが着いた感じ?
帰れないなら仕方ない。
ここで生きていくしかないんだ。



でも、私はひとりじゃない。
セバスチャンがいてくれる。



セバスチャンは人一倍、辛い人生を送って来たから、他人の痛みもわかるよね。
きっと、私を大切にしてくれる。



しかも、セバスチャンはこの国の王様だから、私は王妃になるんだよ。
正直言って、よくはわかっていない。
王様や王妃様なんて、童話でしか読んだことないもん。
でも、国で一番偉い人だよ。
私に務まるのかな?



自信はないけど、断る程じゃない。
セバスチャンがきっと支えてくれるよね。



元の世界に戻ることを諦めて、セバスチャンと一緒にこの世界で生きて行くのも、考えようによっては良い選択だ。



海外にお嫁に行ったとでも思ったら良いかな。
そう思いながらも、懐かしい家族の顔が頭を過ぎる。



(みんな…ごめんね。心配かけて……)



込み上げてくる涙を、私はぐっと我慢した。