美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。





「もうそのくらいにしておいた方が良い。」

「ほっといてよ!
私はもっと飲みたいの!」



こういうのをやけ酒っていうのかな。
辛い気持ちがお酒でなくなるはずもないけれど、それでも飲まずにはいられなかった。
オロオロしながらも、セバスチャンはずっと私の傍にいてくれた。



「あんたも飲みなさいよ!」

「私は酒はあまり…」

「何よ!私の酒が飲めないっていうの!?」

「……わかった。」



セバスチャンもとんだとばっちりだね。可哀想に。
でも、やっぱりセバスチャンって優しいな、って、改めて思う。
きっとお酒は苦手だろうに、頑張って飲んでいる。



「もう!お通夜じゃないんだから、もっと陽気に飲みなさいよ!
あ、そうだ!歌を歌って。」

「歌?しかし、歌と言っても…」

「なんでも良いから歌って!」

セバスチャンは、渋々立ち上がり、歌い始めた。
何?オペラ?クラシック?
めちゃめちゃうまいんですけど…
なんだか目が覚めたよ。



私は自然と拍手してしまった。



「あ、あの、今の歌は?」

「この国に古くから伝わる歌だ。
意味は分からない言語なのだがな。」



あ、そういえば、今の歌、英語だったみたいに聞こえたけど…
え?
どういうこと??



(あ……)



もしかして、私みたいに異世界から来た人が作った曲だったりして!?
ありえるよねぇ。