美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「あ、あの…クラウディアさんは優秀な魔法使いだったのでしょうか?」

「そう言えるだろうな。
だが、それ故に多少危険な所があった。
近くの国に戦争を仕掛け、領土を広げるべきだと国王に進言したこともあった。
もちろん、父上はそんな話は退けたが、もしかしたら、女王とはそんな話もしていたのかもしれないな。」

それは危険な人だね。
権力や名誉が欲しかったんだろうか?



「だが、幸か不幸か、女王の乗り移りには多くの魔法石が必要だ。
とても戦争に回す分が足りなかったのではないだろうか?」

「魔法には、魔法石というものが必要なんですか?」

「大きな魔法には必要だと思うが…君たちの世界では魔法石は使わないのか?」

「私の世界には、魔法はありません。」

「魔法がない!?」

セバスチャンはとても驚いているみたいだ。
確かに、私の世界には魔法は無い。
でも、ここの人達から見れば、魔法にしか思えないようなものはいっぱいある。
説明が大変そうだから、とりあえず、そんなことは言わないでおこう。



「そうか…それで、君はどういう階級の出身なんだ?」

「私たちの世界には、階級制度のようなものはありません。
特別な人達をのぞき、後は皆、同じ一般市民です。
まぁ、貧富の差はそれなりにありますが…」

「階級制度もないのか……」

セバスチャンは更に驚いたようだった。