美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

(……ん?)



ふと、目を覚ましたら、ベッドのそばに、誰かが座ってた。
セバスチャンだ。
どうして?
私のことを心配してくれて、ついててくれたの?



「あ……」

起きようとしたら頭が痛んだ。



「どうした?水でも飲むか?」

「は、はい。」

セバスチャンは、水差しの水をグラスに注いでくれた。
私はそれを一気に飲み干す。



「ありがとうございます。」

「……すまなかった。」

「え?」

「考える暇もなかった。
クラウディアの顔を見たら、反射的に……」



わかるよ。
確かにそんな風だった。
自分でもきっと止められなかったんだね。



「……はい。」

「君には申し訳なかったが、私は後悔はしていない。」

「……はい。」



わかってるよ。
セバスチャンは、クラウディアと女王に酷い仕打ちを受けた。
特に、クラウディアには腸が煮えくり返るような怒りがあっただろう。
わかるだけに、辛いんだよね。
こんなことなら、打ち明けとけば良かったかな。
私が異世界から連れて来られたこと。
そしたら、セバスチャンも考えてくれたかもしれない。



また涙が溢れて来た。
セバスチャンが心配そうに私を見てる。



「まだ真夜中だ。もうしばらく眠った方が良い。」

「はい。」

私は素直に横になった。