美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

「ハロルド、セバスチャン様のお体に、なにか特徴はあるか?」

「はい、右肩に飛ぶ鳥に似た痣が…」



セバスチャンは、上着を脱ぎ、右肩を晒した。



「おぉ……」



セバスチャンの右肩には、言われた通り、鳥が飛んでるような形の痣があった。



「セバスチャン陛下!
よくぞお戻りに。」



剣士たちは剣を納め、セバスチャンの前に皆、跪いた。



「ば、馬鹿な!
セバスチャンは、とうの昔に死んだ。」

「しかし、この痣もご尊顔もセバスチャン様、そのものです。
間違いありません。」

ハロルドがはっきりと言い切った。



「ジャーメイン王が崩御なさってから、私はマクラーレンによって塔に何年も幽閉され、さらにクラウディアに醜いせむしに変えられ、見知らぬ町に置き去りにされた。
死ぬようなことも何度もあったが、その度に私は歯を食いしばり生き延びた。」

「う、嘘を申すな!
今のそなたはせむしではないではないか!
そなたの話が本当なら、セバスチャンはせむしのはずだ。」

「その呪いは解けたんだ!」

「馬鹿を申すでない!
呪いを解くには、美しい女性に口付けをしてもらわねばならんのだ。
醜いせむし男に、口付けをする女等、おるものか!」



「陛下…なぜ、そのようなことをご存知なのですか?」

「えっ!?」



ハミルトンの言葉に、女王はうろたえ、青ざめた。