セバスチャンの剣には、赤い血が滴っていた。
それを振り払い、セバスチャンは剣を鞘に納めた。
けれど、彼の服にはおびただしい血飛沫が染み付いている。
いつもは温厚なセバスチャンがまさかこんなことをするなんて…
「だ、誰か!誰かおらぬか!」
錯乱した声で叫んだのは、私の傍にいた女性。
そう、マクラーレン女王だ。
前の体とは違う。
私が逃げた後、誰かの体を手に入れたんだろう。
扉が開き、剣士が部屋になだれ込んできた。
剣士達は、クラウディアを見て一瞬たじろいだが、すぐに女王を囲み、剣を引き抜いた。
「ハミルトン家の者はいるか?」
セバスチャンが口を開いた。
「私がそうだが、そなたは誰だ!」
「私は、第14代ジャーメイン王の息子、セバスチャンだ。」
剣士達の間に、ざわめきが広がった。
「語り部のハロルドをここへ!」
ハミルトン家の剣士が声を張り上げた。
一人の剣士が部屋を飛び出す。
「何をしておる!この者を斬れ!
クラウディアを殺めた大罪人だぞ!」
「陛下、しばしお待ちを!」
私はまだショックから覚めきれず、呆然とその場に立ち尽くしていた。
しばらくすると、眼鏡をかけた小柄な男性が、剣士と共に部屋に入って来た。
「こ、これは!」
「ハロルド!第14代ジャーメイン王の御子息は?」
「は、はい。それはセバスチャン様ですが…
お、おぉ、なんと不思議な…」
「どうした?」
「あの方は、亡くなられたセバスチャン様にそっくりでございます。」
ハミルトン家の剣士は、セバスチャンをじっとみつめた。
それを振り払い、セバスチャンは剣を鞘に納めた。
けれど、彼の服にはおびただしい血飛沫が染み付いている。
いつもは温厚なセバスチャンがまさかこんなことをするなんて…
「だ、誰か!誰かおらぬか!」
錯乱した声で叫んだのは、私の傍にいた女性。
そう、マクラーレン女王だ。
前の体とは違う。
私が逃げた後、誰かの体を手に入れたんだろう。
扉が開き、剣士が部屋になだれ込んできた。
剣士達は、クラウディアを見て一瞬たじろいだが、すぐに女王を囲み、剣を引き抜いた。
「ハミルトン家の者はいるか?」
セバスチャンが口を開いた。
「私がそうだが、そなたは誰だ!」
「私は、第14代ジャーメイン王の息子、セバスチャンだ。」
剣士達の間に、ざわめきが広がった。
「語り部のハロルドをここへ!」
ハミルトン家の剣士が声を張り上げた。
一人の剣士が部屋を飛び出す。
「何をしておる!この者を斬れ!
クラウディアを殺めた大罪人だぞ!」
「陛下、しばしお待ちを!」
私はまだショックから覚めきれず、呆然とその場に立ち尽くしていた。
しばらくすると、眼鏡をかけた小柄な男性が、剣士と共に部屋に入って来た。
「こ、これは!」
「ハロルド!第14代ジャーメイン王の御子息は?」
「は、はい。それはセバスチャン様ですが…
お、おぉ、なんと不思議な…」
「どうした?」
「あの方は、亡くなられたセバスチャン様にそっくりでございます。」
ハミルトン家の剣士は、セバスチャンをじっとみつめた。



