ジャックの宿を出てからは、少し気分がブルーになった。
ならず者の町や、例のお屋敷を通るからだ。
セバスチャンも、口数が少なくなった。
長い間暮らしてたから、確かに思い出もあるだろうけど、それらはきっと良いもんじゃないよね。
私たちは、出来るだけ町に近寄らないようにして、その場を通り過ぎた。
そこからは、また特に問題のない道行だった。
でも、もうじきベルガアートに着くと思ったら、やっぱり心がざわざわする。
本当に捕まらないだろうか?
女王の器にされないだろうか?
考えたら、またとても怖くなった。
そして、私たちは、ついに王都に辿り着いた。
「……変わらないな。」
城を見上げるセバスチャンの瞳は潤んでいた。
いろいろな感情が込み上げるんだろうね。
「これから、どうするんですか?」
「とりあえず、宿屋に行って夕方になるのを待とう。」
私たちは目に付いた宿に入った。
王都には来たことあるけど、ずっとお城にいたから、町のことはほとんど知らない。
それは、セバスチャンも同じみたいだった。
「……落ち着きませんか?」
「すまない。
ベルガアート城を見たら、やはりいろんなことが思い出されて、気持ちがざわめくんだ。」
そりゃあそうだよね。
こんな時、お城だったら、気分の落ち着くお茶を侍女さんが持ってくるんだよね。
ならず者の町や、例のお屋敷を通るからだ。
セバスチャンも、口数が少なくなった。
長い間暮らしてたから、確かに思い出もあるだろうけど、それらはきっと良いもんじゃないよね。
私たちは、出来るだけ町に近寄らないようにして、その場を通り過ぎた。
そこからは、また特に問題のない道行だった。
でも、もうじきベルガアートに着くと思ったら、やっぱり心がざわざわする。
本当に捕まらないだろうか?
女王の器にされないだろうか?
考えたら、またとても怖くなった。
そして、私たちは、ついに王都に辿り着いた。
「……変わらないな。」
城を見上げるセバスチャンの瞳は潤んでいた。
いろいろな感情が込み上げるんだろうね。
「これから、どうするんですか?」
「とりあえず、宿屋に行って夕方になるのを待とう。」
私たちは目に付いた宿に入った。
王都には来たことあるけど、ずっとお城にいたから、町のことはほとんど知らない。
それは、セバスチャンも同じみたいだった。
「……落ち着きませんか?」
「すまない。
ベルガアート城を見たら、やはりいろんなことが思い出されて、気持ちがざわめくんだ。」
そりゃあそうだよね。
こんな時、お城だったら、気分の落ち着くお茶を侍女さんが持ってくるんだよね。



