「最高だ!これほどまでに似合いの夫婦がいるだろうか?
」
王子は、腹を抱え、笑いころげている。
王子がこんなサイコ野郎だったなんて。
優しい良い人だと思ってたのに、私って人を見る目がないね。
また涙が流れた。
「セバスチャンとミライの婚姻に、クルドの神の祝福を。」
「待て!」
王子の笑いの発作が唐突に止まり、つかつかと靴音を響かせ私たちのそばに近付く。
何?何をするつもりなの?
王子は、腰の剣を鞘から引き抜き、それを私の前に差し出した。
「そなたに最後の機会をやろう。
私は優しいからな。
もし、そなたがこの相手を気に入らぬなら、この剣でこの者を刺し貫くのだ。
そうすれば、この婚姻はとりやめてやろう。
それだけではない。
今まで通り、侍女として使ってやろう。」
王子は、剣を私に手渡し、にやにやと笑いながら参列席の方に戻って行った。
なんて酷い。
王子は、セバスチャンのことをなんだと思ってるんだろう。
そんなこと、出来るわけがない。
たとえ、今日が初対面だとしても、私に人が殺せるわけはない。
ましてや、セバスチャンは恩人だもの。
そりゃあいやだよ。
セバスチャンに恋愛感情なんてないし、こんな人と夫婦になるなんて絶対にいやだ。
だけど、仕方ないんだよね。
やっぱり、これは私が今までたくさんの人を振ったことへの天罰なのかもしれない。
それなら、私はその罰を甘んじて受けるしかないよね。
」
王子は、腹を抱え、笑いころげている。
王子がこんなサイコ野郎だったなんて。
優しい良い人だと思ってたのに、私って人を見る目がないね。
また涙が流れた。
「セバスチャンとミライの婚姻に、クルドの神の祝福を。」
「待て!」
王子の笑いの発作が唐突に止まり、つかつかと靴音を響かせ私たちのそばに近付く。
何?何をするつもりなの?
王子は、腰の剣を鞘から引き抜き、それを私の前に差し出した。
「そなたに最後の機会をやろう。
私は優しいからな。
もし、そなたがこの相手を気に入らぬなら、この剣でこの者を刺し貫くのだ。
そうすれば、この婚姻はとりやめてやろう。
それだけではない。
今まで通り、侍女として使ってやろう。」
王子は、剣を私に手渡し、にやにやと笑いながら参列席の方に戻って行った。
なんて酷い。
王子は、セバスチャンのことをなんだと思ってるんだろう。
そんなこと、出来るわけがない。
たとえ、今日が初対面だとしても、私に人が殺せるわけはない。
ましてや、セバスチャンは恩人だもの。
そりゃあいやだよ。
セバスチャンに恋愛感情なんてないし、こんな人と夫婦になるなんて絶対にいやだ。
だけど、仕方ないんだよね。
やっぱり、これは私が今までたくさんの人を振ったことへの天罰なのかもしれない。
それなら、私はその罰を甘んじて受けるしかないよね。



