美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。





それからまた時が流れた。
いろいろ考えすぎて、精神を病んでしまった。
疲れすぎてなんかもうどうでも良い気分になっていた。



私、そんなに悪いことしたかな?
強いて言うなら、学生時代から、言い寄ってくる男性をすべて振ったことくらい。
それがそんなに悪いこと?
もっと悪いことをしてる人はたくさんいると思うのだけど、なんでこんな目にあうんだろう?



訳の分からないおかしな世界に呼び出されて、危うく女王の器にされそうになり、何とか逃げ出したと思ったら、今度は軟禁。
もしかして、一生、このままなのかな?



「うっ……」



涙が出て来た。
このごろ、泣いてばっかりだ。
鬱になってるのかな。
鬱にもなるよね…こんな状況だもんね。



「なんとも哀れな様子だな。」



突然、部屋に入って来たのは、王子と数名の侍女だった。



「な、何!?」

私は慌ててベッドから身を起こした。



「決まったぞ。」

「な、何が決まったのですか?」

王子は俯いて肩を揺らし…そして、大きな声で笑った。
王子が何か良からぬことを考えているのは間違いない。
怖い…王子が何をするつもりなのか考えたら、とてもおそろしかった。