「……どうしたのだ?」
「え、えっと…私は親もいませんし、財産もありませんし、私のような者がとても側室等…」
「そんなことは心配せずとも良い。
私はそなたを大切にする。」
「で、ですが、私ごとき者が王子様の側室だなんて…」
「突然のことで混乱しているのだな。
答えは今すぐでなくとも構わない。
ゆっくり考えれば良い。」
「あ、ありがとうございます!」
*
(困ったなぁ…)
私はベッドの中で、溜め息を吐いた。
冷静に考えれば、とても名誉なことだ。
側室とはいえ、王子に嫁ぐわけだから。
多分、これ以上の相手には、この先もきっと巡り合わないだろう。
元の世界に帰れる可能性は極めて低いんだから、この世界に住むと決めて、王子と結婚すれば、もう働くこともいらないし、安定した暮らしが約束される。
(あ……)
そうだよ。側室になったら、私も王族の一員になるんだよね。
「ミライ様」って呼ばれるようになって、私専用の侍女が付いて…
もしも、男の子が産まれたら、その子は将来、この国の王様になるかもしれないんだよ。
(わぁぁ……)
なんだかすごいことになって来た。
だけど、それで良いのかな?
王子は私に一目惚れしたって言ってたけど、私は王子に対して熱い気持ちはまったくない。
一緒に暮らしてるうちに、愛情なんてわいてくるものなのかな?
いろんな想いがぐるぐるまわって…
結局、私の気持ちは決まらなかった。
「え、えっと…私は親もいませんし、財産もありませんし、私のような者がとても側室等…」
「そんなことは心配せずとも良い。
私はそなたを大切にする。」
「で、ですが、私ごとき者が王子様の側室だなんて…」
「突然のことで混乱しているのだな。
答えは今すぐでなくとも構わない。
ゆっくり考えれば良い。」
「あ、ありがとうございます!」
*
(困ったなぁ…)
私はベッドの中で、溜め息を吐いた。
冷静に考えれば、とても名誉なことだ。
側室とはいえ、王子に嫁ぐわけだから。
多分、これ以上の相手には、この先もきっと巡り合わないだろう。
元の世界に帰れる可能性は極めて低いんだから、この世界に住むと決めて、王子と結婚すれば、もう働くこともいらないし、安定した暮らしが約束される。
(あ……)
そうだよ。側室になったら、私も王族の一員になるんだよね。
「ミライ様」って呼ばれるようになって、私専用の侍女が付いて…
もしも、男の子が産まれたら、その子は将来、この国の王様になるかもしれないんだよ。
(わぁぁ……)
なんだかすごいことになって来た。
だけど、それで良いのかな?
王子は私に一目惚れしたって言ってたけど、私は王子に対して熱い気持ちはまったくない。
一緒に暮らしてるうちに、愛情なんてわいてくるものなのかな?
いろんな想いがぐるぐるまわって…
結局、私の気持ちは決まらなかった。



