美人爆命!?異世界に行ってもやっぱりモテてます。

心の底にその心配はずっとあったけど、でも、幸いなことに、王子からのお呼びはなかった。
もしかしたら、王子は私には興味がないのかもしれない。
そんなことを思い始めた頃…



「ミライ…少し話があるのだが…」

お茶を飲まれていた王子が、突然、そんなことを言われた。



「はい、何でしょうか?」

「突然のことで驚くかもしれないが、私の側室になってほしいのだ。」

「え……」



今、側室って言った?
側室って…えっ!!
ええっ!



「本来ならば、正室に迎えたいところだが、さすがにそれは無理だ。
だが、私はそなたに一目惚れした。
しばらくの間、侍女として接し、性格も良いとわかった。
だから、そなたを側室として迎えたいのだ。」

「え……」

つまり、私は今、プロポーズされたってこと?
正室ではないけど、側室として。
そうだよね。私は庶民だから、正室は無理だよね。
正室は、他所の国のお姫様とか、せめて貴族の娘じゃないと…って、そんなことじゃない。
そりゃあ、シャール王子はカッコイイし、優しくて良い人だと思うけど、恋愛感情は皆無だし、ほとんどの侍女と関係があるって知ってるわけだから、側室なんて言われてもピンと来ない。
正直言うと、嫌だよ。
断りたい。
でも、相手は王子様だよ。
断っても良いのかな?