ある日の授業中。
騒がしい教室の中ではっきりと私の耳に聞こえた言葉は彼の本音だった。

「あいつきしょい」
「えー空哉のこと好きって言ってたよ〜」
「俺は無理。あんなやつきらいだ」


動物園みたいに騒がしいこの教室からそんな会話が聞こえた。

…そんなに嫌いなら…そこまで嫌いなら、、

優しくしないでよ。

この教室の中で私、雨晴真凜愛の恋は一方通行だと改めて気付かされた。