絶交ゲーム

☆☆☆

最近詩子と一緒にいても楽しくなくて、弥生と一緒にいることが多くなった。
弥生が結をイジメているのを見ると必ず自分から近づいて声をかけた。


「ねぇ、私も参加していい?」


空き教室で結が1人目隠しされているのを見て私は「めかくし鬼」に参加した。


「おにさんこちら、手のなる方へ」


パチパチと手を叩いて結を誘導する。
近づいてきた結を私は両手で思いっきり突き飛ばした。

結は後方によろめいてそのまま尻もちをつく。
それを見て弥生とその友人らは声を上げて笑った。

こけたときに埃が舞い上がり、結は激しく咳き込んでいる。
だけど誰も遊びを止めようとはしない。

無理やり結を立たせるとまた「おにさんこちら」と、手を叩く。