「わたしも芙実が大事だよ」
こんなわたしと仲良くしてくれて、ありがとう。
わたしと芙実が仲良くなったのはたまたまだとしてもみんなと過ごした環境がまるで違うわたしを受け入れてくれて、友達になってくれて彼女にはわたしの方こそ感謝している。
「珠莉がわたしを救ってくれたんだよ」
「大袈裟だよ」
わたしが誰かを救えるなんてそんなことあるわけないのに。
でも、もし芙実に何かあったらわたしは何をしてでも彼女を助けたい。
わたしのたった一人の親友だから。
「珠莉は可愛いんだから自信もって大丈夫だよ」
「ふふ、ありがと」
そう言って笑ったと同時に机に置いていたスマホの画面が明るくなり、可愛いメロディを奏でて震えだした。
パッとそちらを見ると、画面には“赤嶺柊磨”の文字が表示されていた。



