Angel&Devil




「ダメですよ、もうわたしも高校生なんで」


そう、わたしはもう17歳になったのだ。
15歳の時とは違う。


昔は施設の職員さんにも馴れ馴れしくあだ名で呼んだり、敬語も使わずに話していたけど、もうできない。

他人で年上の人にそんな失礼な態度は取ってはいけないのだと知ったから。



「まだ高校生なんだから。まあ、俺にとっては珠莉ちゃんはいつまでも子供のまんまだよ」



優しく微笑んでくれるその笑顔が好きだった。

いつも寄り添ってくれているかのような言動がわたしを翻弄し、恋に落ちた。

そりゃそうだ。
わたしと彼とでは10個も年齢が違うのだから。
子供だと思われても仕方がない。