「柊ちゃんが責任感の強い人って知ってるのににわたしのせいで重い十字架背負わせて、悪いことしたなってずっと思ってたから今、ああやって幸せそうにしてくれててすごく嬉しいんだ」
そっと自分の傷に触れながら、柔らかく目を細めた。
亜須香さんもあれから辛いこととかたくさんあっただろうにそんなことは一つも言わず、ただ柊磨と理希くんの幸せを願って生きてきたんだろうなあ。
「わたしと一緒にいて幸せだと思ってくれてたらいいな」
ずっと一人で苦しんでいた彼が、今わたしと一緒にいることで幸せな道を歩み始めていれたらいいなと思う。
「大丈夫!わたしが言うんだから!」
「確かに亜須香さんに言われると自信持てるかも」
なんて笑っていると、両手をバッと掴まれて
「ねえ!柊ちゃんのことどうやって落としたの?」
と、興味津々な瞳でわたしを見つめてきた。



