そうだとしたらちょっと……いやかなり恥ずかしいんだけど。
「……俺と珠莉もいっぱいデートしような」
いきなり耳元に聞こえてきた甘い言葉に「ヒィ」と変な声がでた。
「え!?なに!?どうしたの!?ちょっと柊ちゃん、珠莉ちゃんに何言ったのよ!」
それを聞いた亜須香さんが慌ててわたしに視線を向けた。
隣の理希くんはいつのもことかとでも思っているのか特に気にしていない様子だった。
だって、そんないきなり言ってくるなんて思わないじゃん!
「いや別に」
「あ、いや大丈夫です……」
わたしはほんのりと赤らんだ顔を隠すように俯いてしまった。
「絶対なんか言ってるじゃんー!」
「お前には教えねえよ」
確かに教えられてもわたしが困る。
そんなの恥ずかしくて耐えられない。



