「俺らなんて見えてなかったもんな」
「でも二人が幸せそうで何よりだね」
目の前でもじもじしている理希くんと亜須香さん。
今まで会えなかった分、これからはたくさん会って話をして幸せになってほしい。
そう思えるのもきっと今のわたしが幸せでいっぱいだからだろうな。
「ありがとう」
理希くんは照れくさそうに頭をかいて笑った。
「……久しぶり、柊ちゃん」
「久しぶりだな。元気にしてたか?」
「うん、おかげさまで。あの、ずっと気になってたんだけどその隣の子はもしや彼女……?」
チラリ、とわたしに視線を向けた亜須香さん。
そういえば、色々あったからまだ自己紹介できてないや。
「そうだ。俺の彼女」
「え!やっぱりそうなの!?ついに柊ちゃんにも彼女が!きゃあー!」



