だって、わたしの他にもすすり泣く声が聞こえてくるんだから。
「なあ、理希くんと無事仲直りできたっつーことはRed Devilは解散すんの?」
みんなの様子が落ち着いた頃、大志が柊磨に尋ねた。
確かに……このチームを作った理由も全部理希くんのためだったから仲直りできた今となっては別に存続していなくても問題はないのかもしれない。
でも、せっかくみんなの居場所になっていたんだからもったいないなあとは思う。
みんながじっと総長である柊磨を見つめ、その先の言葉を待っている。
「いや、せっかくだからまだRed Devilは続けようかと思ってる。俺たちのことを慕ってくれる可愛いヤツらばっかりだし、最初は確かに理希のためだったけど今じゃお前らは俺の仲間だからな」
ふわり、と笑った柊磨に仲間のみんなは存続が嬉しかったのか拍手と歓声が沸いた。



