「柊磨……!」
「総長……!!」
Red Devilのみんなが下の奴らを片付けてきたのか変わり果てた柊磨の名前を呼んだ。
「お前は一体、何人の人を傷つけたら気が済むんだ?」
だけど、その声はもはや彼には届いていない。
「お、お願いだ……ゆ、許してくれ……!」
「許すわけねえだろ」
後堂の胸元をグッと足で踏みつけて、嘲笑う。
恐怖に怯える後堂は今までとは別人のようだ。
所詮、弱い群れの中でしか威張って生きられないような奴なんだろう。
喧嘩は強いのかもしれないけど、心は弱い。
「お前にはたっぷり痛い目をみてもらわねえと」
そう言いながら金属バッドを振り上げた瞬間、
「やめろ……!」
優大や理希くんたちが柊磨の身体を止めた。
「柊兄!もうやめよう!俺が悪かったから!」
「もういいだろ……?理希くんも戻ってきたんだ!」



