「へ……?」
一瞬のことで頭がフリーズする。
そんなわたしをみて隣でクスクスと肩を揺らして笑っている柊磨。
「いつ見てもその反応は最高」
「もー!自分がちょっと慣れてるからって!」
柊磨には過去に可愛い彼女の一人や二人はいたかもしれないけど、わたしは柊磨が初めての彼氏なんだから!
「何を勘違いしてんのか知らねえけど、俺は珠莉が初めての彼女だから」
「え?」
まさかすぎる発言に開いた口が塞がらない。
嘘だ。
こんなイケメンで優しい人に彼女がいたことがなかったなんて信じられない。
「俺は珠莉しか好きになったことねえから」
どうしようもないほどに熱を持った赤い瞳に見つめられて段々と身体が熱くなり、甘く痺れる。
「ず、ずるいよ……」
ほら、またそうやって真っ直ぐに言葉を投げかけてくれる。



