柊磨に憧れているんだろうな。
だって、目が少年みたいにキラキラしてたから。
まあ、柊磨って面倒見がいいし誰にでも好かれるタイプだし、憧れる気持ちはわからなくもない。
「それじゃあ、行くか」
「「「おう」」」
みんなの後ろをわたしも恐る恐る付いていく。
どんな感じなんだろう……?
他の子たちも特攻服を着てるのかな。
しばらく歩いて見えてきたのはたくさんの男の子が白い特攻服を着て仲間同士で話したりしている光景だった。
みんなにもちゃんと刺繡が入っているんだ。
柊磨たちと同じように背中にRed Devilの文字と悪魔の羽が刺繡されている。
だけど、柊磨たちが用意されていた台に上り、彼らの前に立つと騒がしかった空気が一変し、嘘みたいに静かになった。
そして、メンバーのみんなが背筋をピンと伸ばして「お疲れ様です!」と声を出して頭を下げた。
団結力すご……。
わたしは初めて見るそれにただただ圧倒されていた。



