「お前ら、ヤキモチ焼くなってー」
さっきまで顔赤くして照れていたのに嬉しそうに3人の方に行って、抱き寄せている。
「ちょ、それはお前だろ」
「離せよ、暑苦しい」
「あー!俺のセットした髪が崩れる!」
戯れているみんなは本当に楽しそうで、見ているこちらまで頬が緩む。
―――コンコンッ。
わたしたちが今いる倉庫の奥にある部屋のドアからノック音が聞こえた。
「はい」
「失礼します」
柊磨が返事をすると、白の特攻服を着た男の子が緊張しながら入ってきた。
「総長、幹部の皆さん、お疲れ様です!準備ができたのでお呼びいたしました!」
大きな声でそう言いながら彼らに向かって頭を下げた。
「連絡ありがとう。今から行く。お前も戻っていいぞ」
「ありがとうございます!失礼しました!」
男の子は柊磨の顔をキラキラと輝いた目で見つめ、嬉しそうに微笑みながらもう一度頭を下げて出ていった。



