そう思いながらちらっと二人を盗み見ると二人は案外楽しそうに時々笑い合ったりしながら会話をして勉強をしていた。
あれ、あの二人結構いい感じだったりする……?
優大は優しいから芙実のことも任せられる。
「俺と一緒にいんのに他に浮気か」
そんな拗ねたような口調で発せられた言葉と共に顔がずいっと柊磨の方へ向けられる。
「へ?いや、違うくて!」
「こっち。俺だけ見てて」
不満そうにしている唇をぴゅっと尖らせている。
「み、見てるじゃん」
「さっきよそ見してた」
「ごめんってば」
機嫌をなおして、と言わんばかりに柊磨の人差し指をぎゅっと握る。
すると、一瞬目を丸くして驚いたあとにっこりと笑ってすっかり機嫌が戻ったみたいだった。
わたしはそれに安堵してテキストを広げて筆箱からシャーペンを取り出した。
チラッと隣にいる柊磨に視線を向けると彼は縁は黒でゴールドのアクセントの効いたオシャレなメガネをかけて先に問題を真面目な表情で解き始めていた。
え!?メガネ!?
いつの間にかけたの……ていうか柊磨って目が悪かったんだ。



