「柊磨は大丈夫なの……?」
「アイツ、半端なく強いから大丈夫。俺らも最初は行こうしたんだけど柊磨が来なくていいって言うからさ」
「そうなんだ」
「俺らのチーム名の由来はアイツだよ」
「え?」
「Red Devil。つまり赤い悪魔。それは柊磨のことだ」
赤い、悪魔……?
あの柊磨が悪魔と呼ばれているなんて信じられない。
「中学生の時、クラスメイトが殴られてるのを助けに入った柊磨が当時高校生だった5人をボコボコにしたんだ。それを見た人たちがアイツの髪色が赤色だから赤い悪魔って呼び始めたんだって」
ご、5人を一人で……!?
わたしが思っていたよりも柊磨は強いんだ。
「アイツが悪魔に取り憑かれたようになるのは強い怒りや喪失感から我を失った時だけ。普段は手加減してるらしい」
「みんなは見たことあるんだね」



