か、可愛いとか思ってもない事をみんなの前で言わないでよ……!
かあっと熱く熱を帯びていく顔を見られたくなくて俯いた。
「なんかよくわかんねえけどそこまで柊磨が言うならいいんじゃねえの?」
今までずっと黙っていた優大がわたしと柊磨を見ながらふわりと柔らかく笑った。
「まあ、そうだな。柊磨の人を見る目は確かだし」
「……柊磨が言うなら仕方ねえか。つーか、お前がそこまでいう女なんて珍しいな」
そんなみんなの言葉に柊磨が周りから余程信頼されていることが何も知らないわたしにでもわかった。
「うん、自分でもびっくりしてる。珠莉、それ取って来いよ。全部取っちまっても大丈夫だから」
そう言いながら、わたしを洗面所へと誘導する。



